コラム

ヘルシーな鶏肉の部位別おすすめ料理法

お肉を食べたいけど、体重や体脂肪が気になるとお悩みの方も多いのではありませんか。
そんなときは、低脂肪でヘルシーなお肉「鶏肉」を使って、和洋中さまざまな料理を楽しんでみてはいかがでしょう。
 
鶏肉は、牛肉や豚肉と比べると、あっさりとした味わいのお肉のため、子どもたちからすると、ちょっぴり物足りなさを感じるかもしれませんが、鶏肉も部位ごとにお肉の特性が違いますので、それぞれの部位に合わせた料理法を用いれば、濃厚な味わいが楽しめるおいしい鶏肉料理を作ることができます。

では、さっそくヘルシーな鶏肉の部位別おすすめ料理法をご紹介します。
 
 
・手羽 
手羽とは、鶏の翼部分(上腕から指先にかけて)にあるお肉のことであり、「手羽元」「手羽中」「手羽先」の3種類に分けられます。
3つそれぞれの部位によって、肉質や風味、食感などが異なりますので、唐揚げや煮込み料理には手羽元や手羽先を使い、串焼きにするなら手羽中を使うのがオススメです。

・ムネ 
ムネとは、名前のとおり、鶏のむね部分にあるお肉のことです。
脂肪分が少なく、良質なたんぱく質を豊富に含んでいる肉厚のムネは、高たんぱくで低カロリーなお肉ですので、体重や体脂肪を気にしている方、カラダを鍛えている方にオススメしたい部位です。

臭みもなく、あっさりとした味わいが楽しめるお肉ですので、唐揚げ、フライ、照り焼き、焼き取り、炒めもの、煮物、蒸し物など、幅広い料理の食材として利用することができます。

・モモ
モモとは、足の付け根部分から得られるお肉のことです。
普段からひんぱんに動かしている部位から得られるお肉のため、肉質は硬めですが、鉄分を豊富に含む赤身のお肉となっています。

ただ、モモは脂肪分が多い部位としても知られており、ダイエット中の方にとっては、ちょっぴり抵抗があるかもしれません。
 
ですが、モモの脂肪分の多くが「皮」に含まれていますので、カロリーが気になる方は、皮を取り除いてから、唐揚げ、ローストチキン、照り焼き、煮込み料理、などの料理に変身させてしまうのがオススメです。

・ささみ 
ささみとは、肋骨に沿って付いているムネ肉の一部です。
脂肪分が少なく、やわらかな肉質と淡白な味わいが魅力的な部位として、たいへん人気を集めています。

鶏肉のなかで、もっとも良質なたんぱく質を豊富に含んでおり、脂肪分も少ないため、とってもヘルシーで低カロリーなお肉でもあります。
蒸し物、和え物、フリッター、サラダ、フライなどで頂くのが定番となっています。

・皮  
皮とは、鶏の皮膚のことです。
皮にはコラーゲンと脂肪がたっぷりと含まれており、エネルギー量は高たんぱくと言われるささみのおよそ5倍と言われています。

やわらかく、独特な食感が楽しめる部位ですが、料理のときは、必ず余分な脂肪や臭いを落としてから利用しなければならないため、他の部位と比べると、ひんぱんに食卓に登場ことはありません。
 
 
いかがでしたか? 
高タンパクで低カロリーな鶏肉は、体重や体脂肪が気になる方、カラダを鍛えている方のあいだで、大人気のお肉です。
鶏肉は、クセの少ないあっさりとした味わいのお肉ですので、牛肉や豚肉と同じ感覚で料理をしてしまうと、物足りなさを感じてしまうことがあります。
鶏肉は、部位別にさまざまな特性を持っていますので、鶏肉を料理の食材として使うときは、それぞれの部位に合わせた料理法で調理するのがポイントです。




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