こんにちは!TVチャンピオンBBQ王の「うっちー内山」です。
これまでは、「肉」と言えば「牛肉」。という前提でステーキについてご紹介してきましたが、今回は、いわゆるお肉屋さんに売ってるような一般的な食肉ではなく、最近一部でブームになりつつある、狩猟で獲るような肉「ジビエ」についてご紹介したいと思います。ちなみに「ジビエ」=「gibier」でフランス語でして、英語では「game」或いは「game meat」と呼ばれてます。狩猟というゲームで獲得する肉ということで、畜産肉とは区別されてます。
実は日本では、牛や豚の畜産肉より遥か昔からジビエは親しまれてきました。江戸時代は牛も豚もほぼ食べる習慣はなく、基本的には鹿、猪、馬、鶏などが一般的に食されてました。ちなみに、鹿は「もみじ」、猪は「ぼたん」、馬は「さくら」、鶏は「かしわ」と別名で呼ばれることは聞いたことあると思いますが、それには一説があり、第5代将軍徳川綱吉の時代に出された「生類憐みの令」で表立って肉料理が出せなくなった料理屋が、薬屋に変更して滋養強壮の薬として肉を販売していた際の隠語だったそうです。寒くなってきたので、牡丹鍋なんていいですよね?