ダイエットや忙しい毎日で栄養不足に陥っていると言われている日本人…。なかでも圧倒的に足りないのがたんぱく質と言われています。そこでお肉の出番なのですが、肌を綺麗にしたいなら断然『赤身』を選ぶことをおすすめします。
赤身肉ってどんな肉?
一口にお肉と言っても、白っぽくサシの入ったジューシーな霜降り肉や、鶏肉のように赤い色味の薄い肉、ステーキに代表されるような赤い肉などその肉の種類や部位によってその色が違います。
『脂肪やスジが少ない筋肉質な肉』なので見た目にも赤くみえるのですが、牛肉や羊肉は赤身の代表格と言えるでしょう。豚肉や鶏肉でも赤身として扱われる部位もあります。
栄養豊富な赤身肉
脂肪の少ないヘルシーな赤身肉は、ダイエットや美容を意識する人はもちろん、体が資本であるアスリート達にとっても欠かせない食べ物です。赤身肉には次のような栄養素が詰まっています。
たんぱく質
鉄
ビタミンC
ヘム鉄
これらは『肌の土台』を作り上げるために必要で、コラーゲンの生成を助ける働きもします。特に赤身肉に含まれる『ヘム鉄』は、ほかの食品のそれに比べて圧倒的に吸収率がよいので、疲れやすさが気になる人の元気チャージとしてもおすすめなのです。
血液を作るヘモグロビンの材料になるものなので肌の血色の改善にもつながるでしょう。1日に摂りたい目安量としては、自分の手のひら1枚分の大きさ、150~200g程度です。
この量を1食で摂っても3食に分けてもOKです。
赤身肉と一緒に摂りたい食品3つ
赤身肉には優れた栄養素が含まれていて脂肪分が少ないため、ヘルシーな印象を受けますが、『美肌』を目指す人にはちょっと力不足です。赤身肉だけに偏らないバランスのよい食事を心がけましょう。中でも次の3つは美肌作りの頼れるサポーターです。
玉子
豆腐などの大豆食品
魚
動物性たんぱく質である玉子や魚、植物性たんぱく質である大豆食品と組み合わせることによって代謝をしっかりと上げることができます。代謝が上がれば血行もよくなるので、ターンオーバーの乱れた肌も整えていく効果が期待できます。
赤身肉をバランスよく取り入れて素肌輝く!
肌の乾燥や顔色の悪さ、ニキビや吹き出物などの肌荒れに悩んだら、コスメジプシーはやめにして食生活を見直しましょう。
美肌のイメージから野菜や果物ばかり食べていませんか?どんな化粧品よりも肌の力を取り戻させてくれるのはたんぱく質です。
その中でも、低カロリーで肌の土台から上げてくれる赤身肉を忘れずに取り入れましょう!