お肉は、子供ならみんな大好きだと思っていませんか?実は肉嫌いの子はたくさんいて、ママの悩みは尽きません。そこで、今回は子供がお肉を嫌いになる理由について見ていきましょう。
〇子供がお肉を嫌いになる理由って?
お肉嫌いの子供たちに、お肉のどんなところが嫌いなのか尋ねてみると、次のような答えが返ってきました。
・パサパサする
鶏胸肉がパサパサしていて嫌な食感だったから
・ブニョブニョする
鶏皮や豚の脂身だけを食べてしまい、そのブニョブニョした食感と脂っぽさが気持ち悪かったから
・噛み切れない
牛肉が硬くて噛み切れず、ずっと口の中に残り飲み込めなかったから
・味がしない
何も味がしなくておいしくなかったから
このように、子供がお肉を嫌いになる理由は、ほんの些細な体験がきっかけだったりするのです。
〇子供のお肉嫌いに対応する方法
まずは子供がなぜ肉を嫌いになったのか理由を知って、今度はそれを解消するようにおいしく調理します。そして、何事もなかったようにまた食卓に出してみましょう。
嫌がって食べない場合もありますが、一口は食べてみるように促し、無理強いはしなくて大丈夫です。そのとき食べなくても、毎回食卓に出し、おいしく調理できたからと、まずは一口をすすめます。すると、その一口をきっかけに食べられるようになることがあるのです。
・パサパサする
鶏胸肉は、あらかじめ砂糖をまぶしつけておくだけでしっとり仕上がります。また、切るときは繊維を絶つように切るとパサパサを防げます。
・ブニョブニョする
鶏皮や脂身はきれいに取り除きましょう。ブニョブニョしない部分だけを食べさせてみればよいのです。
・噛み切れない
少し奮発し、上等な牛肉を用意しましょう。筋張った肉は避け、牛肉とは本来噛み切れない肉ではないということを知ることが大切です。どうしても筋がある場合は、しっかり断ってから調理するなど工夫してください。
・味がしない
味がしないからという理由で食べない場合は、しっかり味付けをすることで簡単に解決することが多いです。素材の味を知るのも大切ですが、何の味もしなければおいしくないのは当たり前ですよね。
子供が肉を嫌いになる理由はほんの些細な体験がきっかけだったりします。それに、子供の味覚というものは変化しますので、1週間前に嫌いだったものも明日は好きになるかもしれません。また、嫌いだという思い込みにすぎない場合もあります。
肉嫌いだと決めつけず、また無理強いもせず、ごく自然に、おいしく調理したお肉を食べる機会を与え続けましょう。
今度は、ほんの些細なきっかけで、お肉を好きになるかもしれませんよ。