お肉料理というのは、お酒と一緒にいただくことで、より旨味が引き出されておいしくなり、お酒もお料理の力を借りることで美味しさがいっそう引き立ちます。お肉といえばワインといったイメージの方も多いと思いますが、お肉料理は実は日本酒にもピッタリなのです。
そんなわけで、ここでは日本酒にピッタリなお肉料理をご紹介したいと思います。
〇日本酒にはずせないのはやっぱり焼き鳥!
日本酒をちびちび飲みながら食べたいお肉料理の代表といえば、やっぱり焼き鳥でしょう!
焼き鳥は断然塩派という方もいらっしゃるとは思いますが、日本酒にはタレがよく合います。甘辛味のタレがしたたる焼き鳥にかぶりつきながら、辛口の純米酒をキュッと一杯!これが絶妙です。
焼き鳥の中でも、特にねぎまとレバーは、なんて日本酒にピッタリなのでしょう。
なんといっても日本酒はねぎとの相性も抜群!ねぎとお肉と日本酒のバランスが素晴らしく、口の中に幸せが広がります。
また、レバーは特に純米酒によく合います。濃厚でまったりとした食感に甘辛味のタレがマッチし、一口レバーを食べるたびにお酒が進みます。
〇日本酒とローストビーフは最高のマリアージュ!
日本酒と一緒に味わうのにピッタリなお肉料理のひとつに、ローストビーフがあります。こちらは、すっきりとした味わいの吟醸酒と一緒にいただくのがおすすめです。日本酒の旨味、お肉の旨味、その双方が喧嘩することなく絶妙に引き立て合ってくれています。
ぜひワイン感覚でいただきたいですね。
〇寒い冬!日本酒は熱燗にして鴨鍋を!
寒い冬、食べたくなるのがお鍋ですが、日本酒と一緒にいただきたいのは、せりがたっぷり入った鴨鍋です。独特の風味がある鴨肉と香り豊かなせりの組み合わせ。一度食べたら病みつきになります!
アツアツの鴨鍋と合わせる日本酒は熱燗にして、アツアツ×アツアツでいただくのが最高です。
なんとなく日本酒というと魚料理というイメージがありますが、このように、実はお肉との相性もすばらしいのです。
コクがあってまったりとした純米酒には、やはり同じように濃厚な味わいのお肉料理が合います。さっぱりといただける吟醸酒にはさっぱりとしたお肉料理がピッタリですし、熱燗にはアツアツのお鍋と、同系の合わせ方をするのがおすすめです。
ぜひ日本酒もワイン感覚で、さまざまなお肉料理と合わせてお楽しみください。きっと、美味しい発見が待っていますよ!