コラム

鹿肉の特徴や栄養価を徹底解説!

ジビエ肉の中でも比較的ポピュラーなのが鹿肉です。鹿肉は適切な方法で処理や調理を行えば、とても健康的なお肉として楽しむことができます。

特に鹿肉をおすすめしたいのはカロリーなどを気にする女性です。今回は鹿肉の特徴や栄養価などの情報をまとめましたのでご紹介します。

■鹿肉の特徴

ジビエ肉でもある鹿肉は一般的に「硬い」「ニオイが臭い」ともいわれますが、ほとんどの場合は鹿を狩った後の血抜きや内臓処理などに問題があります。正しい方法で処理された鹿肉はニオイもほぼ気にならず、柔らかく食べやすいという特徴があります。

欧米では鹿肉のことを「Venison(ベニスン)」と呼んでおり、高級食材のひとつとして扱われています。肝心の鹿肉の味ですが、クセがなく淡白なお肉として評判です。

近年は全国各地でこの鹿肉を使ったカレーやハンバーガーも登場しており、注目を集めています。またジビエ料理を堪能できるフレンチレストランも増加傾向にあるため、鹿肉に魅力を感じる方も増えています。

■鹿肉の栄養価

鹿肉は高タンパク低カロリーであり、非常に栄養価の高いお肉です。下記は鹿肉とその他の種類のお肉の栄養価を比較した表となります。

鹿肉(二ホンジカ) 牛肉(サーロイン) 豚肉(ロース)
エネルギー(kcal) 147 317 263
タンパク質(g) 22.6 17.1 19.3
脂質(g) 5.2 25.8 19.2
鉄(mg) 3.4 2.0 0.3
亜鉛(mg) 2.8 4.2 1.6
※各食品の栄養素含有量は100gあたり

ご覧のように鹿肉は牛肉や豚肉と比較すると100g中に含まれているタンパク質が豊富です。また脂質が10g以下であるため、体を鍛えている方やダイエット中の方にもおすすめできます。

その他、鉄分の含有量も多いのがメリットです。鉄分は体内でヘモグロビンを作るのに必要な栄養素です。このヘモグロビンが良質な血液に関係しているため、鉄分が不足すると貧血などの症状を起こしやすくなります。

貧血は主に女性に多く見られがちで、日本では約20%の女性が貧血で悩まされているともいわれています。鹿肉は鉄分が豊富である上に脂質が少ないため、女性でも非常に食べやすいお肉となります。

鹿肉を食すときの注意点は「十分に加熱すること」です。生の鹿肉はE型肝炎に感染する恐れがあり、厚生労働省のサイトでも注意喚起がなされています。

■鹿肉が「もみじ」と呼ばれる理由

鹿肉は別名「もみじ肉」とも呼ばれています。鹿肉がもみじと呼ばれる理由ですが、仏教が肉食を禁止していたことと関係がありました。現在、私たちの生活にはお肉が当たり前のようにありますが、江戸時代には仏教の影響でお肉を食べることは禁じられていました。

しかし、庶民は隠れてお肉を食べ続けました。この際に肉食は禁止されていますから、おおっぴらに「鹿肉」と発言するわけにはいきません。

そこで江戸時代の人たちは鹿肉を始めとした動物のお肉に植物の名前を付けて隠語として使っていたのです。ちなみに他の動物のお肉でいうと猪は牡丹(ぼたん)、馬は桜(さくら)、鶏肉は柏(かしわ)と呼ばれています。

■まとめ

鹿肉は高タンパク低カロリーの健康的なジビエ肉です。最近では鹿肉カレー、鹿肉シチューなどのレシピがメディアでも取り上げられており、鹿肉に対する注目度も上昇しています。

「お肉は食べたいけど脂身が気になる…」といった方は、ぜひヘルシーなもみじ肉を堪能してみてください。




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